熊野古道 中辺路 踏破 その1

nhiro

2015年01月20日 17:22



熊野古道 中辺路踏破の旅から帰ってきました。いいところだねぇ熊野古道。
この道を遥か昔に大勢の人が行き来していたと思うと感慨深いものがある。
6日間と長丁場で、写真もたくさん撮ってきたので、何回シリーズになるのかわからないけど、興味のある方は気長に見てやってね。

だいたいの以下の様なスケジュールで行ってきた。

1/13 紀伊田辺駅近くのホテルで前泊
1/14 滝尻王子 ~ 継桜王子 歩行距離 16.9km
1/15 発心門王子 ~ 熊野本宮大社 〜 湯ノ峰温泉 歩行距離 10.3km
1/16 請川 ~ 小口 歩行距離 13.0km
1/17 小口 ~ 熊野那智大社 歩行距離 14.5km
1/18 継桜王子 〜 発心門王子 歩行距離 15.6km
1/19 伊勢神宮参拝 大阪へ移動
1/20 帰宅
総歩行距離 70.3km の工程

山行っていうか、癒しの旅ですね。
それでは前泊から初日の記録をどうぞ



先日書いた通り、行きは「ぷらっとこだま」で新大阪まで、そこからJRのくろしお15号で紀伊田辺駅で下車。
素泊まり5000円の駅近くのホテルにチェックイン。



夜は近くの居酒屋でサクッと。まずはビールをグイッと!
あてはハマチのお造り、牡蠣、太刀魚の梅肉てんぷら。
そのあとは、日本酒 熊野古道をいただきました。すっきりとして飲みやすい日本酒でした。
翌日に備えて、ホテル帰り早めの就寝。



翌朝、ホテル前のロータリーから始発のバスに乗って、滝尻バス停まで40分。
乗客が自分一人だったもんで、運転手のおっちゃんが、観光案内をしてくれて、とても楽しいバスのでした。
ちなみに駅の周りにはコンビニ等は一切ありません。
東京からここまで駅を出ることなくついてしまうので、買い物しておいたほうが良いです。
道中にも買い物できるところはありませんので注意です。
自分は買っておかなかったので、しかたなく販売機とカロリーメイトと水を購入



滝尻バス停から橋を渡ってすぐに、中辺路の起点となる滝尻王子がある。
このお宮の裏から熊野古道が始まる。
王子とは「熊野詣の道中、熊野の御子神を祀り難行苦行の信仰の道をつなぐために設けられた神社が「熊野九十九王子」です。 」だそうです。
要するに神社のことを王子と呼ぶんですね。王子によっては、石碑だけだったり、なにもなかったりするところもあり、必ずお宮が立っているわけではない。
熊野古道とは、この王子を参りながら熊野大社参りする道なんですね。



いきなりの急登昔からの石段がいかにも熊野古道って雰囲気でしょ?



最初は、山道と民家が交互にでてくるんだけど、途中からこんか看板が・・・・
ここから、次の村まで、山道を行きます。
平日の冬だったので、ほんと誰とも会いません。一応バスの運転手さんにも聞いたけど、熊が出たっていう話は聞かないらしい



王子や観光ポイントには、この様な感じでスタンプ台があるんですね。
実は、専用スタンプ帳があって、それに指定のスタンプを全部押して、観光協会みたいな所に送ると、完登証がもらえたんですが、朝早くて起点の滝尻で古道会館が開いてなくて専用スタンプ帳がもらえなかったんだよね・・・だからメモ帳に押しました。



お地蔵さんや、石碑が道端に数多く点在している。



本日のお宿「いろり庵」に到着
ここは、1日1組限定の民宿。その名の通り、いろりがあって、地の物の食事が、とても美味しい宿です。
お値段は、1泊8000円(お風呂代含む)



いろり庵には、お風呂がないので、宿から数分の温泉まで、オーナーが車で送ってくれます
この温泉も、つるつるの良い温泉で、1日の疲れがとれます。



メインの熊野牛の鍋が絶品!
風呂上がりもあって、ビールがすすみます
そのほか、山菜のてんぷら、炙り鮎のそうめん、かぼちゃのスープ、さんま寿司、ヨーグルトの日本ミツバチ蜜かけ。



広い部屋にポツーン
でも、贅沢ですな。
お腹もいっぱいになり、ほろ酔い気分で、今日の予定を終了。

おしまい。






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