日本最高所野天風呂 硫黄岳編 その2

nhiro

2008年06月25日 12:26

硫黄岳編が残ってたので、備忘録も兼ねて書いちゃいます。

硫黄岳から赤岳鉱泉へ下山する
すぐに木立の登山道になる。
登山道には、踏み固められた雪が、道の真ん中にこんもりと残っている。
ちょっと、端に踏み外すと膝くらいまでズポッっと埋まってしまう。

森の中なので展望もきかず、単調な下りがつづく
途中、階段の手前で、階段上にある左側の、足のモモくらいの高さにある岩がズズッっと動くのが見えた。

えっ?っと思い

良く見ると、50cm四方くらいの岩が、山肌から浮いて迫出している。
ちょっと大きい。
横を通過しているとき、足に当たったら痛いでは済みそうにない大きさだ

それに、岩は階段の上
もし、階段を下りているときに落ちてきたら、かなり危ない
かと言って、ストックでつついて落とそうにも、登山道から落ちたら、どこまで落ちるかわからない

階段の上で、どうしようかと躊躇していたら、単独の男性が降りてきた。
岩のことを話すが、その男性は

えーい 行っちゃえって・・・・・降りちゃった

うわぁ 行っちゃったよ。

さらにもう一人、単独の男性が降りてきて、同じように行っちゃった・・・・

さっきより、岩が動いてるし
こんなことなら、先に行っちゃえばよかった・・・


思い切って、行くことにする。
岩に触らないように、岩の横をそっと通る

ドキドキ

なんとか通過。
階段を駆け下りる。
降りて、振り返ると岩はまだそこにあった。

ふう

一応、会う人に岩のことを注意しながら下山する。
雪解け後は、岩が浮いていることが多いと聞く。
この時期は、落石や浮石には注意が必要だ。
写真を撮っておけばよかったと、しばらくしてから気付く



赤岳鉱泉へ到着。
テント場は、こんな感じ。

冬には「アイスキャンディー」と呼ばれる、アイスクライミング用の壁の土台
の解体作業をしている。






バス亭がある美濃戸口まで、沢沿いを下っていく
登山道が終わり、単調な林道となる。
これがまた長い。
やっとのことで、美濃戸口に付き、たまたまバスを待っていた4人と乗り合いタクシーで帰る
茅野駅から、あずさで帰途についた。













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