立山、剱岳②

nhiro

2011年10月23日 14:00


朝はまだ真っ暗な4時過ぎに出発。
月明かりの中に剱岳がうっすら見えます。
ちょっとドキドキ。
剣山荘で東の空が明るくなってきました。
そこまでは雪渓こそあるものの普通の登山道です。



ちょっと幻想的な景色


これが剱岳かぁっと思ったら、これは前劔。
剱岳はこの後ろに隠れててここからは見えません。
写真では確認できませんが、斜面を登る登山者が見えます。
これ登れる角度なのかと思ってしまう


日がだいぶ登ってきて、雲海の景色がとてもキレイ


道は険しさを増します。落ちたらアウトのところもありますが、クサリなどがしっかりしているので、意外と大丈夫な感じでした。
しかし、慎重に確実に歩くことが肝心です。


いよいよ登りのメインイベント「カニのタテバイ」です
朝早く出てきたので、まだあまり渋滞はしていません。
心構えをするよりも早く順番が回ってきてしまいました。
クサリとクイと岩をつかんで思い切って登って行きます。

その時です「ラクー!!」
誰かが叫ぶ
コースの右側をソフトボール大の岩が「ガラン ガラン」と落ちて行きます。
あれが当たったら痛いじゃ済まないです
タテバイより、誰かが落とす落石の方が怖い

それでも緊張してたせいか、思いのほか早く感じました。
それでも最後の登りは、どこをつかんで良いか少し迷って焦ってしまいました


ここを登れば、頂上まではあと一息です。
振り返ると絶景が。


やったー頂上!
みんなで記念撮影。
いやーよく頑張りました。



ビックリです
ここからから富士山が見えるんですねー

いやー最高の天気。


記念撮影をしたら、早速下山。
すぐにやってくる「カニのヨコバイ」


これ足元も絶壁です。
最初の踏み出しが膝下のクサリをつかんで、壁に足を滑らせながら、足が引っかかるところまで体重をかけて崖側に身を乗り出さないといけません
足元が少しオーバーハングしていて見えないんですよ。
足で探りながら引っかかることを信じて体重をかけます。


すぐ後の長いハシゴ。
あまりの高度感に向こう側に乗り出す時ちょっとビビる。


帰りは帰りで険しいです。
スパイダーマンかよってくらい
ここまでくると高度なれしてきてて、笑ってしまいます


なんとか戻ってまいりました。


ホッと一息。
このあと劔沢に戻り撤収後、室堂まで。
扇沢経由で帰りました。

おしまい

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